使わなくなった指輪やネックレスをそのままお持ちの方は意外と多いです。
その理由は、
・デザインに飽きたから
・指輪のサイズが合わなくなったから
・ペンダントのチェーンが切れて壊れてしまった
・離婚して結婚指輪が不要になった
・形見の指輪なので使わずにしまってある
上記のように人それぞれです。
そして、なんとなくそのままにしてある理由の多くが
「そもそもどうしたら良いか分からない」
「処分するにしても面倒くさそう」
「ただなんとなく」
だそうです。
確かに分からない事って、
面倒だな~と感じたり、なんか怖いな~と思ってしまうものです。
そこで、ジュエリー業界で働いているプロがおすすめの活用法を丁寧に解説していきます。
私の経歴が気になる方はサイドバーで確認してみてくださいね。
・その方法を具体的に解説して初心者の疑問を解決
無駄にアクセサリーを眠らせているままだともったいないですよという話です。
目次
使わない指輪やアクセサリーの活用方法は大きく分けると2種類だけ
実は有効に活用する方法としては大きく分けると2種類だけです。
誰でも思いつく「捨てる」という方法は、有効活用ではないのでもちろん除きます。
その方法とは、
・売却する
上記の2通りです。
少し考えるとなんとなく想像できる方法なのですが、
どちらも頻繁に行う事ではありませんので、詳しくは知らない場合がほとんどです。
それが、面倒だな~とか、ちょっと怖いな~と感じてしまう理由です。
アクセサリーの売却やリメイクは詳しく知れば簡単で怖くない
不用品をリサイクルショップに持っていったり、リメイクされたものが販売されていたりと、そういったことは身近で行われています。
リサイクルで言うと古着屋さんなんかは誰でも知っていますよね?
アクセサリーのリメイクや売却もこれと同じです。
ただ、貴金属は素人には価値の判断が難しいものなので、不安になる気持ちも分かります。
そして、多くの人がそう感じていると思うのですが、特別身構えることはないです。
この記事を読めば簡単に理解できますので、
リメイクの方法や買取を依頼するお店の選び方などを詳しく知って、有効活用に役立ててください。
方法その1・使わない指輪やアクセサリーをリメイクする
リメイクがおすすめなのはこんな人
・特別な思い入れがあるので、完全には手放したくない。
(初めて自分で購入したものだったり、形見だったりなど)
デザインに飽きてしまったり、サイズなどの関係で使用できない。でも手放すのに抵抗があるという方にはリメイクがおすすめです。
溶かして形を新しいものに変えるだけなので、物質としては手放さずに済む方法です。
むしろ、リメイクして身につけられるようになれば、文字通り「肌身離さず」が可能です。
アクセサリーのリメイクって何?
ではリメイクについて分かり易く説明していきますが、
簡単に説明するとオーダーメイドと同じです。
では何が違うのかというと、
「材料となる要らない指輪などを最初から持っているかいないか」
の違いだけです。
1例として、今回は分かり易く100,000円の指輪を作るとして比較してみます。
単純なオーダーメイドと、50,000円の価値がある指輪を使いリメイクする場合では以下のようになります。
加工賃.デザイン料 | 材料費(手持ちの指輪) | 合計 | |
---|---|---|---|
オーダーメイド | 50,000円 | 50,000円(なしの場合) | 100,000円 |
リメイク | 50,000円 | 0円(ありの場合) | 50,000円 |
超分かり易く簡単に内訳を書きましたが、↑の表のような感じです。
オーダーメイドの場合には、当然ですが商品を制作するための材料をお店に用意してもらう必要があります。
ですが、リメイクの場合には50,000円の価値がある使っていない指輪を溶かして材料にしてもらうので、材料費は掛かりません。
リメイクをもう少し詳しく
もう少し詳しく説明したいので、次は材質を決めた場合も解説もしておきます。
・使っていない18金の指輪を持っていて、
・18金の指輪を作ってもらう場合
加工賃・デザイン料 | 不要なk18の指輪 | 材料費 | 商品代金 | |
---|---|---|---|---|
オーダーメイド | 50,000円 | なし | 50,000円 | 100000円 |
リメイク | 50,000円 | 5g | 25,000円 | 75,000円 |
リメイク | 50,000円 | 10g | 50,000円 | 50,000円 |
上の表の例では、計算しやすいようにその日の18金の買取相場が1ℊで5,000円だったと仮定しています。
5,000×5ℊなので25,000円分の材料費が浮くことになり、リメイク価格は75000円
・同じように10ℊの指輪を持っている場合には
5,000×10ℊなので50,000円分の材料費が浮き、リメイク価格は50,000円
実際は、リメイクに使用する指輪などを一度溶かして材料を制作する必要があります。
その為の手数料などが必要になる場合がありますので、 1ℊあたりの金額は大体の目安だと覚えておきましょう。
また、加工賃やデザイン料も依頼するお店によって異なります。
ただ、リメイクの大まかな内訳としては上記の様なものだと把握しておいて問題ないです。
手持ちの指輪の重さと相場が分かれば、どの程度の材料代になるのか事前に把握することが可能。
料理などで使用する電子測りでも、大体の重さは簡単に測れます。
使わなくなったアクセサリーを持っているけど、それが本物か分からないという方は↓の記事を参考にしてみてください。
まとめ
ここまで読んでみて、リメイクに関する基礎知識は参考になったでしょうか。
仕組みや方法が分かれば、ジュエリーのリメイクは特別身構える必要はないと思って頂けたはずです。
これを機会に、使用していない貴金属がある方はリメイクして有効活用してみてはいかがでしょうか。
また、完全に処分しても構わない物なら宅配買取がおすすめです。
↓の記事ではおススメの買取店を紹介していますので、是非参考にしてみてください。