ハンドメイド販売で有名な3サイトminne(ミンネ)creema(クリーマ)iichi(イイチ)の比較です。(2020年9月現在の情報)
実際に長年利用している経験も踏まえて、どこに登録しようか悩んでいる初心者の方が気になる要素をシンプルにまとめました。
目次
ハンドメイド販売サイトの出品数と販売手数料
サイト名 | 出品数 | 販売手数料 |
---|---|---|
minne | 約1,000万点 | 作品価格+購入オプション価格+送料の9.6%(税抜) |
creema | 約1,000万点 | 販売・成約時に商品金額の一律10%(税別) フードの販売は決済総額の一律14%(税別) 台湾・香港サイトでの販売は決済総額の一律20% |
iichi | 約70万点 | 作品代金の20%(送料除く) |
振込手数料
・minne 220円
・creema/iichi共通↓
合計金額が30,000円未満:176円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
合計金額が30,000円以上:275円(ジャパンネット銀行の場合は55円)
振込手数料ではそこまで大差がないですね。
ただ、販売手数料ではiichiが他社の2倍なので、出品するならそれなりの価格で出品した方が良いかもしれません。
出品するならどこが良いか?
これからハンドメイドを初める方は、どこが良いのかな~と悩むかもしれません。
これは私の中で結論が出ていますが、最初は今回比較した3社すべてに登録するのがおススメです。
全部に登録した方が良い理由
というのも、作家登録や出品料は3社とも無料だからです。
要するに、出品した作品が売れなければ利用していても無料です。
売れた段階で初めて販売手数料がかかりますので、あまり悩み過ぎなくても良いと思います。
しばらく続けていくと、
このサイトはよく売れるな~とか、
ここは全然だな~というように、自分の作品との相性が分かってきます。
人によっては良く売れると感じているサイトでも、他の人は全然売れないなんて話も多く聞きますから。
そう考えると最初は複数のサイトに出品して、売れ行きによって取捨選択していく方法がおススメです。
登録料は無料なので、最初から一つのサイトに絞って売れる可能性を下げるメリットはないと思いますので。
では早速それぞれの特徴を比較していきます。
minnne(ミンネ)
minneは出品数と登録作家数が最大規模です。
登録作家数が69万人で、出品数が1,000万点とものすごい数です。
・作家数の多さから分かるように、初心者でも始めやすい。
・手数料が安い
初めのうちはなかなか売れないので、やっと一つ売れても販売手数料でガッポリ持っていかれると凹む。
・minne LABというものがあり、youtubeやnoteで作家支援のコンテンツを多数発信している。
ハンドメイド初心者が悩みがちな、価格設定や写真の撮影方法・いいねが付くのに売れないなどの誰もが経験する悩みについて解説してくれています。
YouTubeの「おはよう!minne LAB」
minnne公式noteの「minne学習帖」など。
モノづくりを楽しみながらノウハウを学べるのはとても大きいです。
初心者でも最初に登録しておいて間違いがないのがです。
creema(クリーマ)
creemaもminneと同程度の出品数ですが、登録作家数では19万人とminneの方が50万人ほど多いようです。
これはminneの方が始めやすという印象を受ける人が多いのが理由かもしれません。
・minneに比べて登録作家数が少ない反面、それなりに技術のある作家さんが登録している印象。
・利用する年齢層もminneより高めなので、価格帯も少し上がっている印象
・実際に私の販売実績ですが、高額品(数万~20万)でも普通に売れる。
・日本最大級・クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス」を東京ビックサイトで毎年開催している。
2019年7月20・21 出展者3550人 出展ブース3200
iichi
出品数では前述の2社に大きく水をあけられていますが、作品のレベルはとても高いです。方向性としては数よりもモノづくりの質にこだわっている印象です。
・サイトデザインはスッキリしていて、とても洗練されている。
出品されている作品のレベルも高く、ハンドメイド好きならずっと見ていたくなるサイト。
・本業の方達も多く参加しているようで、レベルと合わせて価格帯も3サイトの中では高い印象
・ここでも高額品(数万~20万程度)の商品を多く販売した実績があります。
・長野県松本市の「あがたの森公園」にクラフトマンが集まり、 作品の展示を行う「クラフトフェアまつもと」というイベントがある。
まとめ
いいかがだったでしょうか。
初心者の方が気になりそうなポイントをシンプルに比較してみました。
一番気になる部分は販売手数料かもしれませんが、それでも作品が売れた時の事なのでそこのバランスは後から調整できます。
あとはしばらく出品してみて、ご自身と相性の良いサイトが見え始めたらそこを伸ばしていくのが正攻法だと思いますよ。