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[KOUGU維新メンバーの衣装]インパクトさんのリング

仕事でものづくりをしていると、作業の合間に「待ち」の時間ができることがあります。

加工したジュエリーを特殊な液体に漬け込んで、綺麗になるまでしばらく放置したり、

ジュエリーの原型を作る為にゴムで挟み、それを焼き上げている時間だったり。

その他にも待たなければならないタイミングというのがあるのですが、普段はそれが食事や休憩のタイミングです。

今回はそんな時間を利用して作ったリングを紹介します。

KOUGU維新のインパクトさんのリング

仕事以外にでも何かを制作するのが好きなので、KOUGU維新のインパクトさんのリングも、そんな空き時間というか自由時間に制作しました。

(食事や休憩しろという感じですが・・笑)

まあ、仕事ではないハンドメイドは、純粋に楽しむだけなので休憩しているようなものです。

そして、このリングを作るきっかけは、なんてことない理由からでした。

きっかけは、ものづくりと相性の良いラジオから

ものづくりをしている方って「ラジオ」が友達という方も多いと思います。

勝手に耳から流れ込んでくるので、仕事の支障にならないですから。

そんな感じで毎週聞いているTBSラジオの「空気階段の踊り場」という番組の中で、

空気階段の鈴木もぐらさんが「KOUGU維新」に加入したがっているのを聞いたのがきっかけでした。

「KOUGU維新」や「インパクトさん」について、なんとなくしか分からないという方は、詳しく書かれている「numan(ヌーマン)」さんと「ふじい」さんの記事を参考にしてみてください。

「numan(ヌーマン)」さんの記事↓

『有吉の壁』KOUGU維新をおさらい!あなたはどの工具推し?新メンバーや新衣装をチェック

「ふじい」さんのnote↓

空気階段の踊り場で生まれたキャラ「インパクト」ヒストリー

インパクトリングの制作工程

デザインの構想

まずはどのようなリングにするかですが・・、これはすぐに決まりました(笑。

知っている方も多いとは思いますが、

インパクトという工具は、先端に取り付ける工具を変えることで色々なものを締めたり緩めたりできる工具です。

例えば、ネジだけでなく六角形のボルトやナットも締めたり緩めたりできます。

というわけで、指輪の形状に近いナットの形を採用しました。

仕事でという事ならもっとデザインから練るのですが、あくまでも趣味で製作するものなので簡単に決めましたね。

材料の用意

デザインが決まったら次は材料を用意します。

一からナットの形を削り出しても良いのですが、大変なので今回は丁度良いナットを探すことに。

ただ、指輪になりそうな大きなナットなんて普段使いますか?

私は使う事がないです。

というわけで、ホームセンターに買いに行くしかないかなと思いつつも、ダメもとで家の工具箱やその付近を物色すると・・

配管の部品

ありました!!・・・が、・・おしい・・。

ナットに余計なものがついているのでこのままでは使えませんが、買いに行くならこれを改造してしまえということで材料はこれに決定です。

ナット以外の要らない部分を切断

配管の部品の切断面

なにはともあれ余計な部分がついているのでそこを切断します。

しかも切断していて気づいたのですが、単純にナットにくっついている訳ではなく、内側のネジ山部分にはめ込んだ感じで付いていました。

そのせいで反対側より穴が小さいです・・。

このままでは大人の指は入らないので、その段差を処理しなければいけません。結構な厚みがあったのでなかなか大変でしたが・・。

とりあえず↓の写真のようネジ山と同じ高さまで内面の段差を処理して穴を広げました。

切断後の部品配管の部品

これで指が入る大きさまで広がりました。

ようやく指輪制作へ

傷のついた六角のナット

不要な部分が無くなり、ようやく指輪の制作らしい工程に進めます。

まずは内面にネジ山があると指輪として装着できませんので、ネジ山を綺麗に処理。

もぐらさんは指が太そうなので、更に内面を削りリングサイズも大きくしていきます。

確か完成品は26号くらいだったような・・。

そして、↑の写真を見てもらうと分かるのですが、新品の部品とはいえ工業製品なので、沢山の傷や深い線が入っています。

このままではジュエリーの仕上がりとしては問題があるので、ここからすべての表面を削って綺麗な面を出します。

(もちろんナットの形状を壊さないようにです。)

刻印を入れて最後の仕上げへ

刻印を入れた真鍮のナット

傷をすべて綺麗にして面を出した後は、刻印を入れてエッジを丸める作業。

面を出した後は触ると痛い程の角が立っているので、内面も表面もエッジを丸めてあります。

カクカクしたリングですけど、見た目よりどこを触っても痛くない滑らかな角にしておきました。

ただ、これはやり過ぎると形がダレてしまいますし、手を抜きすぎると痛い仕上がりになるので、塩梅がなかなか難しい部分です。

あとは内面を鏡面に磨いて、表面は一方向に細かい線を付けるヘアライン仕上げに。

最後に洗浄したら完成です。

真鍮の指輪とハンマー

まとめ

いかがでしたか?

今回使用した部品は本来の使われ方ではありませんでしたが、ずっと使用されずに放置されているよりも、誰かの役に立てたので良かったのかなと思います。

また仕事以外で遊んでいるものづくりの記事も書きますので、読みに来ていただけると嬉しいです。

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