「ハンドメイド作家」って素敵な響きですよね。
何となくオシャレな感じがしますし、悠々自適なイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
そこでこの記事では、
・どうしたらハンドメイド作家になれるの?
・だれでもハンドメイド作家になれる?
このような疑問について解説していきます。
目次
ハンドメイド作家はどうしたらなれるの?
![人と本](https://sinrpg.com/wp-content/uploads/2022/02/人と本-min.jpg)
早速ハンドメイド作家になる方法を紹介していきますが、特に難しいことはありません。
ハンドメイド作家という国家資格や免許などは無いので、実は誰でも簡単になれます。
アクセサリーでも手芸でも、何かオリジナルの作品を作って販売すればその瞬間から「ハンドメイド作家」と名乗って問題ないと思います。
ハンドメイド作家になりたい方のプロセス
先ほども書きましたが、特に難しいことは何もありません。
好きな作品ジャンルを決める(アクセサリーなのか編み物なのか等)
↓
作品を制作する
↓
ハンドメイド作品の販売サイトに出品する
もうこれだけでハンドメイド作家になれます。
ただ、重要なのはここから。
ハンドメイド作家になりたいと思ったからには何か目的があるはずです。
・趣味で作品を作り販売してみたい
・副業としてお小遣い程度は稼ぎたい
・ハンドメイド作家を本業としたい
どのような目的でハンドメイド作家になりたいのかによって、アプローチの仕方が変わってきます。
趣味で作品を作り販売してみたい方
![手芸をしているところ](https://sinrpg.com/wp-content/uploads/2022/02/アクセサリーを作っているところ-min.jpg)
モノ作りを楽しむのが一番の目的なら、特に小難しいルールなどはありません。
作ってみたいジャンルの書籍で学び、販売してみたい作品が出来たら出品してみる。
収入につなげるのが目標ではないので、ものづくりを一番楽しめるかもしれません。
また、出品する際には月額利用料が無料のところを選ぶのがおすすめ。
売れた時だけ手数料を支払えばいいのでその点も安心です。
・月額無料で利用できる販売サイト
副業としてお小遣い程度は稼ぎたい
![毛糸の玉](https://sinrpg.com/wp-content/uploads/2022/02/毛糸玉-min.jpg)
先ほどは作ること自体が目的でしたが、副業として少しは収入を得たいという場合は難易度が上がります。
というのも、同じように考えてハンドメイド作家になる人は自分だけではないからです。
作品のジャンルが被る方達は当然ライバルになります。
上で紹介した販売サイトのリンクから一度覗いてみると分かると思いますが、結構な数が出品されています。
ライバルに勝つには?
副業程度がどのくらいの収入を指すかは個人差があると思います。
ですが、売り上げをあげるという事には変わりありません。
販売サイトに見に来てくれたお客さんに、ライバルではなく自分の作品を選んでもらわなければいけません。
現在の販売サイトの感じや私の経験からすると、方向性としては大きく分けて2パターンになると思います。
・作品の質で勝負
or
・作品の価格で勝負
初心者はどちらで勝負した方が良いか
これはもう私の中では結論が出ていますが・・・価格で勝負するのはおススメしません・・。
あくまでもこれは私の意見なのですが、価格で勝負すると収入につなげるのはなかなか大変です。
もちろんライバルよりも安い価格で販売するのは悪いことではないですし、商売の基本です。
ただそれは、
・材料を仕入れる強いパイプがある・大量に仕入れるので材料を安く買える
・大量に仕入れるので材料を安く買える
このような場合に有効です。
例えばアクセサリーの場合
↓
自分もライバルも材料費に差が無い。
↓
売れるために価格をライバルよりも下げて販売。
↓
それを見たライバルも当然価格を下げる。
↓
さらに自分も価格を下げる
・・・これを無限に繰り返し、お互いが利益を減らす負のループに陥ってしまいます。
実際に、「この作品がこんなに安いの?」というものも多く見かけますし、
時給にしたらいくらなんだろうと心配もしてしまいます。(余計なお世話だと思いますが・・)
こうなってしまうと副業どころではないですし、ただただみんなが疲弊していくだけになってしまいます。
このような理由から、価格だけでの勝負は最初から避けた方が無難だと思います。
作品の質で勝負する
![ブレスレット](https://sinrpg.com/wp-content/uploads/2022/02/ブレスレット-min.jpg)
結論としては価格ではなく「作品の質で勝負する」方が良いという事になりますが、実は少しニュアンスが違います。
「作品の質が低いと勝負にならない」と書いた方が正確かもしれません。
あまりに素人感丸出しの作品しか作れない場合には、↓の記事のように「作家気取りで嫌い・・・」、こう言われてしまう事も多々あるようなので・・。
ですので作品を売る為には、ある程度の品質がないと難しいのが現実で、
とびぬけた個性とセンスを持っている方は別ですが、そうでない場合には多くの作品に埋もれてしまいます。
副業として収入につなげたいなら、しっかりとした技術と知識を身につけて、レベルの高い作品を作ることが必要です。
もし全く知識が無い状態から副業として始めるなら、資格の取得も一つの選択肢。
出品するサイトのプロフィール欄に、資格を記載することが出来れば信頼度も高くなります。
ハンドメイドでプチ稼ぎ|人気の資格とおすすめ講座|5社まとめ
ハンドメイド作家を本業としたい
![手作り石鹸](https://sinrpg.com/wp-content/uploads/2022/02/手作り石鹸-min.jpg)
本業にして、それだけで安定した収入を上げるのはなかなか大変です。
いきなりハンドメイド作家一本で食べていけるほど甘くはないので、
先に書いた副業レベルである程度実績を作った後の延長線上にあると考えてください。
地道に努力した結果、
「本業レベルで売れてるんじゃない?」
結果的にそうなったという目指し方が適切なような気がします。
その為には、それなりのところで学んで高いスキルと知識を身につける必要もあるでしょう。
今では専門学校でも、社会人などが学べるようなコースがありますので、希望のジャンルで探してみるのもおススメです。
一例ですが、ジュエリーやアクセサリーなら日本宝飾クラフト学院や、ヒコみづのジュエリーカレッジという専門学校で社会人も学べるコースがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ハンドメイド作家になるだけなら誰でもなれるということがお分かりいただけたと思います。
重要なのは「どのような目的で、どのレベルのハンドメイド作家を目指すのか」。
後で後悔しない為に、どのようなハンドメイド作家になりたいのかを最初に決めておくことをお勧めします。